のんびりバスタイムは、絶好のスキンケアタイム!
手に入れよう!すべすべ卵肌
スムーズな発汗を促す「半身浴」+「保湿浴」。下半身をお湯にひたし、ミストに包まれながら過ごす20分間は、1日の疲れを癒す極上のリラックスタイムです。
この時間は美容にとっても最適な時間。
じんわり出てくる汗と皮脂が混じりあって、いわば天然のクリームの役割を果たし、肌にうるおいをもたらしてくれます。バスタイムは、キレイになるための絶好のスキンケアタイムでもあるのです。
おすすめしたいのは「リンパ管マッサージ」。
顔の周辺にはリンパ節が集中していて、血行がよくなるとリンパの流れもスムーズになります。リンパ管に沿ってマッサージすれば、むくみがとれてスッキリとした顔に。乾燥しがちな目元のクマやくすみなどの解消にも効果があります。
キュッと小顔にうるるん瞳
顔全体のエクササイズもおすすめ。顔の皮膚の下にある筋肉「表情筋」を鍛えて、しわやたるみを防ぎましょう。 顔の右半分、左半分を交互にくしゃくしゃに動かしたり、右目を見開き、左目は固く閉じるなど、顔や目元の筋肉を大きく動かす運動を続けると、顔のラインがキュッと引き締まってきます。
また、テレビやパソコンなどで疲れた目も、ぜひ休ませて。絞ったあたたかいタオルを目に当ててアイパックすると、目の疲れがとれて、うるるんと輝く瞳を取り戻せます。
毎日の入浴で、心身ともにリラックス
おふろには、さまざまな効果があります。お湯のあたたかさが身体の新陳代謝を促す「温熱効果」、水圧によって血行を良くし、身体のコリや冷え、足のむくみなどを解消する「静水圧効果」。ただし、お湯の温度によって、神経に及ぼす効果が異なります。42℃以上の熱いお湯は「活動」をコントロールする交感神経に働くので、身体をシャキッとさせたいときに!逆に、38〜40℃のぬるめのお湯は「リラックス」をコントロールする副交感神経に働くので、心を落ちつかせたいときにおすすめです。
なお、熱いお湯につかるときには、身体への負担を考えて5分以内にしましょう。
また、入浴前にはしっかり洗顔を!メイクを落とし、毛穴を開きやすくしておきましょう。
リンパ・マッサージでスッキリ!
1.4本の指で、口元から鼻、目元を通り、耳付近のリンパ節へ流し込むようにさする
2.頬の内側から外側へ、大きな円を描くようにアゴのリンパ節へマッサージ
3.目元から両耳に向かってさする
「保湿浴」+アロマで、もっとリラックスタイム!
アロマバスを楽しもう
こまかい無数の水滴に包まれる「保湿浴」のリラックス効果を、さらに活かしたいときおすすめなのがアロマ(香り)です。日本で昔から親しまれてきた「薬湯」と同じように、ヨーロッパでは植物から抽出したエッセンシャルオイルをおふろに入れる「アロマバス」が楽しまれてきました。湯気とともに広がる香りが自律神経や内分泌系、免疫系を刺激して、人間が本来持っている自然治癒力を高め、心身のバランスを整えてくれるといわれています。さまざまな植物のオイルを浴槽に数滴垂らすもよし、乾燥ハーブを布袋やティーバッグに入れてポンと放り込むもよし。サクラやショウブなどの季節の花や葉、レモンやミカン、ユズなどの果実など、身近な素材で手軽に「アロマバス」を楽しんでみましょう。
その日の気分や体調によって、たとえばこんな香りを楽しんでみてはいかが?
アロマのミストに全身包まれて癒されます。
●疲労回復:ローズマリー、ベルガモット
●ぐっすり眠りたい:ラベンダー、カモミール
●肌をキレイにしたい:ローズ、サンダルウッド
●便秘気味:ブラックペッパー、カンファー
●肩こり・筋肉痛:ラベンダー、マジョラム
●冷え性:ジュニパー、ブラックペッパー
●二日酔い:ローズ、フェンネル
五感に働きかけるグッズ
視覚
照明は蛍光灯より白熱灯を。やさしい灯りが気分を落ち着かせてくれます。
気分を鎮めたいときは、入浴剤を寒色系に。
嗅覚
椅子や桶などをヒノキ製品に替えてみましょう。
触覚
さら湯のピリピリ感は、入浴剤で解消!
聴覚
防水ラジカセで、ヒーリング音楽を。
味覚
汗をかいたら、十分水分を補給しましょう。