床のリフォームは「重ね張り」と「張り替え」があります。
●重ね張り (上張り)
今のフローリングの上に、新しい床材を重ねて張る工法で、今の床を剥がす事無く行うので、床を剥がす工賃・剥がす手間・廃材・処分費などがかからない為、工期も短く、金額も抑える事ができます。重ね張りする事により、床の厚みが増し、強度が上がり、防音効果も高まります。また、敷居と床に段差がある場合、重ね張りする事で段差を軽減する事でバリアフリー化する事もできます。しかし、重ねた床材の厚み分床面が上がるので、扉や建具などの調整が必要になる場合もあります。最近では薄い床材もあり、ご希望に合わせて厚みを選ぶ事ができます。
●張り替え
床が沈んだり、きしんだりしている場合は、床の下地に問題がある可能性があります。重ね張りでは無く、床材を剥がして下地を補強しながら張り替える工法をオススメします。床を剥がし、補強し、張り替えるので、工期・金額も重ね張りより増えますが、床面の高さが変わらず、仕上がりも綺麗に納まるので現在既にバリアフリーの家に向いています。また、フローリングの張り替え工法なら併せて床暖房の設置工事も可能です。
●フローリングの寿命
・15年〜20年が目安です ※使用頻度や方角などで異なります。
・フローリングが変色している
・キズや汚れが目立つ
・ヒビ割れや凹みがある
・歩くと軋み、沈む
●フローリングの特徴
