2024年10月07日
こんにちは、エルデザインの恒松です。今は代表兼現場監督担当ですが、地元倉敷を中心に35年ほど大工を現役でやっていました。そんな僕にできることは、リフォームを考えている地域の方に正しい知識を持って理想の住まいを叶えてもらうために情報発信をすることだと思います。
拙い文章ですがブログを通してお伝えして行ければと思います。
今日は「リフォーム会社を選ぶポイント」についてお話ししたいと思います。
リフォームは大きな買い物ですので、正しい情報を取り入れ信頼できる会社を選ぶことがリフォーム成功の鍵と言えます。
会社選びのポイントは戸建て・マンション でのリフォームでも同様です。
以下のポイントを参考にしてみてください。
1. 経験と実績
リフォーム会社の経験と実績は、その会社の信頼性を示す重要な指標です。過去のリフォーム施工事例や実際にリフォームを依頼したお客様の声(口コミ)を参考にして、どのような実績があるかをチェックしましょう。 これらは業者の信頼度を確認するための有力な情報源です。長年の経験や多くの実績がある会社は、技術力が高く、安定したサービスを提供できる可能性が高いです。また、実際の事例を確認することで、自分の希望するリフォームと相性が良いかを判断しやすくなります。
気をつけるポイントとしては、施工事例のはずなのにインターネット上の画像が貼られていたり、口コミの数が同じ地域の同業者より圧倒的に多く、口コミ内容が同じ様な文章だったりする場合は、ヤラセの可能性がありますので注意が必要です。
また、口コミは個人の意見が反映されやすいため、良い評価・悪い評価の両方をバランスよく見ることが大切です。
2. 資格と認定
リフォーム会社が適切な資格や認定を持っているか確認することも大切です。リフォーム工事の内容によっては建設業許可がないとできない工事があります。
ほとんど場合は、リフォーム会社のホームページサイトに掲載されているはずですので、専門的な資格や認定を持っているか情報確認することができます。
一例ではありますが、
・建設業許可
・1級または2級 建築士
・宅地建物取引士(宅建)などの資格はリフォーム会社を経営するには必要最低限の資格と言えます。
※写真中の許可年が令和4年表記に関しては、5年ごとの更新の為です。
また、メーカーより認定された方しか設置できない設備もあります。ガス給湯器・ガスコンロ、エコキュート(電気温水器)、ユニットバス、エアコン(空調設備)、太陽光発電システム、家庭用蓄電池など。こうした設備は、特別な技術や知識が求められ、安全性や機能性を保つためにメーカーが設置基準を定めていることが多い為です。
3. 見積書の透明性
見積書が明確で詳細に記載されているかを確認しましょう。
よく耳にする「〇〇工事 一式 〇〇円」という見積は工事内容が単一的な場合はわかりますが、工事内容が複合的な場合には工事内容を項目毎に分けてある方がわかりやすいです。不明瞭な項目が多いと何にいくらかかるのか理解できません。
工事が始まってから、思わぬ追加費用が発生しないように、事前にしっかりと確認することが重要です。
また、複数の会社に相見積もりを取られる方もいますがその場合は、必ず使用する材料や仕様が全く同じ内容になるようにしましょう。
そうでなければ相見積もりの意味がありません。その上で相場や見積もりのサービス内容を比較しましょう。
4. コミュニケーション
リフォーム工事は、打合せから工事完了、さらにはアフターフォローまで長期間にわたることが多いため、コミュニケーションや連絡頻度が円滑であることが重要です。
自分のイメージを伝え、理解し行動をしてくれるか、誠実な対応をしてくれるかも重要なポイントです。質問や要望に迅速に対応してくれる会社や担当を選ぶことがコツです。
5. 保証とアフターサービス
リフォーム後の保証やアフターサービスが充実しているかも確認ポイントです。万が一のトラブルに備えて、しっかりとしたサポート体制がある会社を選びましょう。
6. 価格と品質のバランス
価格が安いからといって飛びつくのではなく、品質とのバランスを考慮しましょう。安価なリフォームは見えない部分で手抜き工事をされたりすることも。そうすると後々の修理費用がかさむこともあります。適正な価格で高品質なサービスを提供してくれる会社を選ぶことが大切です。
手抜き工事はなぜ起きるのか・・・?
エルデザインでは手抜き工事の前例はありませんが。施工業者・職人の意識やスキルの欠如、工事の管理体制の不備、値引き対応をするため材料費・職人へのコスト削減、無理なスケジュールなどが複雑に絡み合って発生しているケースが見られます。
7.工事の監督体制と職人の技術力
工事の進行管理がしっかりしている会社や、専属の職人を抱えている会社は施工品質が安定していることが多いです。外部業者に丸投げするのではなく、きちんと自社で管理しているかを確認しましょう。
8.会社の所在地
地域密着型のリフォーム会社は、施工後もすぐに対応してくれることが多いため安心です。また、近隣の工事実績が豊富な業者は、地域特有の建物や気候条件に詳しい場合が多く適したリフォーム工事をしてくれる安心感もあります。
まとめ
リフォーム会社を選ぶ際には、これらのポイントを総合的に考慮し、自分の希望するリフォーム内容や予算に合った信頼できる会社を選ぶことが大切です。そういった会社を見極めることも大切ですが最終的には、直感や担当者との相性も判断材料となりますので、焦らずじっくり選ぶことも必要です。
少しでも参考になりましたでしょうか?大切な住まいを守る為、リフォームを失敗しない為には、何よりも会社選びが重要です!
リフォームや住まいについて何かご不明な点がありましたら、いつでもエルデザインにご相談ください。
次のブログでは外壁塗装の失敗例から学ぶ事 をお伝えします。
ブックマークなどに入れてまた見に来てくださいますと励みになります!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
〈保有資格〉2級建築士:宅地建物取引士:住宅リフォームエキスパート 増改築相談員etc・・・見た目は頼りないですが、頼りになる男です!!私自身も35年以上大工をやってきました。その知識と現場での経験をふまえてご提案させて頂いています。どんな事でも遠慮なく相談して下さい。