見た目がオシャレ、浮いているので床のお掃除が楽・尿シミが出来にくいとフロートトイレはデザイン性が高いトイレです。
フロートトイレを取り入れたいとお考えの方に、今回はフロートトイレのデメリットをご紹介します。メリットデメリットを比較してご家庭に合うスタイルを見つけましょう。
●設置コスト
トイレ本体が割高であるのと同時に、フロートトイレの設置にはトイレを入れ替えるリフォームとは違って、
壁の内部に浮かせたり・補強をするためのユニット部品を取り付ける必要(いわゆる補強工事)があるので壁を触る工事(大工工事・設備工事・電気工事・内装工事等)が追加で必要になります。
●選択肢
フロートトイレの販売自体が、TOTOとLIXILの2社のみ、加えて商品自体もかなり少なく限られた中から選ぶしかありません。
●節水性
節水機能を謳った製品と比べると、フロートトイレは機能面で劣る場合が考えられます。節水性能を重視するのであれば、フロートトイレ以外のトイレを選ばれることをおすすめします。デザインを重視したい人や、スッキリしたデザインで生活感を出したくない人に向いているトイレです。
●設置条件
水圧・・・タンクレストイレは水道管から直接水を引くため、一定以上の水圧が必要になります。最低水圧は製品によって違いますが、マンションの高層階など、水圧の低い場所に設置を考えている場合は注意しましょう。
窓がある・・・壁内補強を入れる必要があるが、窓が干渉する場合は窓を移設する工事が必要になります
タイル床・・・床がタイルの場合は、タイルに負荷がかかり割れる可能性があるので、補強したり、その部分だけタイルを解体する必要があります
フロートトイレの耐久性自体は、TOTOは耐体重200kg、LIXILは耐体重は220kgとお相撲さんでも耐えられるように設計されているのでデメリットにはなりません。