
便器と床の隙間にコーキング剤が打ってないと「便器内の水が漏れてくる」のではないかと思ったり、「コーキングを打ち忘れた施行ミス」ではないかと心配する方がいらっしゃいます。トイレと便器の隙間には基本的にコーキングはしません。理由とすると「する必要がない」からです。
通常は便器と配管の繋ぎ目には水漏れしないような器具がついています。水漏れがするならその器具が劣化した時になります。
トイレ便器と床の隙間にコーキングを打つことに何か問題があるのか、デメリットをご紹介いたします。
●異変に気づきにくい
床下で水漏れが起こっている場合、水が滲み出てきたり・臭いがあることで気づくことがほとんどですがコーキングをしてしまうことでそういった異変に気づきにくくなり発見が遅れる場合があります。床下に水が溜まり、溜まった水の湿気から床材が腐り床がフワフワ抜けそうになるなど進行するまで気づかない最悪なケースも。
●便器交換時に手間になる
便器交換時にコーキングを剥がすのに時間や手間がかかってしまい、工事時間が若干ですが伸びてしまう場合もあります。またコーキングをした場合に、コーキングに尿がつくと変色し見栄えが悪くなることも。
●掃除が大変
コーキングは、ホコリが付着しやすい(素材が埃がつきやすい性質を持っている)のでまめな掃除をしなければ黒っぽく目立つ場合があります。コーキングのホコリや油汚れは重曹か中性洗剤で拭き掃除 重曹液(水200ccに重曹小さじ2を溶かした液)を作り、コーキングにスプレーをし、ふき取ることで綺麗になります。
〈保有資格〉2級建築士:宅地建物取引士:住宅リフォームエキスパート 増改築相談員etc・・・見た目は頼りないですが、頼りになる男です!!トイレの便器まわりのコーキングについては、お客様からもよくご相談いただきます。「水漏れ防止になるなら、すき間を全部ふさいだ方が安心」と思われる方も多いのですが、実は必ずしもそうではありません。大切なのは、万が一水漏れなどの不具合が起きた時に、早く気づける状態にしておくことです。見た目をきれいにすることも大切ですが、長く安心して暮らすためには、後々のメンテナンスまで考えた施工が必要です。大工として35年以上、たくさんのお住まいを見てきた経験を活かして、見た目だけではなく、暮らしやすさや将来のメンテナンスまで考えたご提案をしています。














