家電や、調味料などの生活感を間仕切りドアでスッキリ隠すことができるキッチンの「背面収納」。見た目がスッキリするので、取り入れる家庭も増えつつあります。キッチンの背面収納にはメリットの反面デメリットもあります。メリットデメリットを比較してご家庭に合うスタイルを見つけましょう。
●開閉の煩わしさ
扉や引き戸、ロールカーテンで収納を隠すことで、必要なものを取り出すたびに開閉する手間が増えます。 そういう点から、スムーズな調理がしづらくなることあります。
また、開閉のためのスペースや動線が必要になるので、特に狭いキッチンでは動きが鈍く感じられることがあります。
●整理整頓
背面収納が扉で隠されることで、逆に収納内が雑然としがちになることがあり、無駄なものが増えやすくなる傾向もあります。
また、「どこに何があるのか」が分かりにくくなることがあります。
●扉のメンテナンス
引き戸でレールがある場合には、レールに小さなゴミや埃がつまりやすいので、定期的な清掃や修繕が必要になります。
劣化によって稼働しずらくなってくるケースもあります。
●コストが高くなる
背面収納を隠すための扉や引き戸、ロールカーテンなどを設置するための、追加のコストが必要になります。
特にデザイン性の高い扉やオーダーメイドサイズを選ぶ場合には注意が必要です。