今回はタンクレストイレのデメリットをご紹介いたします。メリット・デメリットを比較して後悔のない家庭に合うスタイルを見つけましょう。
●便座交換
タンクレストイレは、便座と便器が一体型になっています。そのため、基本的に便座のみを取り外して交換することはできません。
便座の修理ができない場合は、トイレを便器ごと交換する必要があります。 心配な方は、本体と便座を組み合わせて作る、組み合わせトイレを選ばれると安心です。
●設置できない場合もある
タンクレストイレは一定以上の水圧が必要なので、一般的に上階に行くほど水圧が弱くなる傾向があります。
戸建ての場合は、2階以上だったり、マンションの高層階など、設置の際に確認が必要です。
しかし、水圧が低い場合でもそれをアシストするための(加圧装置)付きのタンクレストイレもあるのでデメリットをカバーできます。
●災害時
タンクレストイレは電気で動かし、水道から水を出したり遮断したりしているので停電時はトイレが自動で流れなくなります。
その対策として乾電池が利用できたり、手動で動くレバーが設置されていたりする機種も多いのでデメリットをカバーできます。
プロフィール
〈保有資格〉2級建築士:宅地建物取引士:住宅リフォームエキスパート 増改築相談員etc・・・見た目は頼りないですが、頼りになる男です!!私自身も35年以上大工をやってきました。その知識と現場での経験をふまえてご提案させて頂いています。どんな事でも遠慮なく相談して下さい。